忙しない日常の中で、ふと立ち止まって深呼吸ができる場所。 家は単なる生活の箱ではなく、住まう人の心を整える場所であってほしい。
私たちABI-HAUSがご提案するのは、そんな「余白のある暮らし」です。
物理的な広さだけではなく、視線の抜け、素材の質感、そして光と影。 それらが織りなす「余白」が、
日々の暮らしにどのような豊かさをもたらすのか。
今回は、そのこだわりをご紹介します。
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1. 時と共に愛着が深まる、外観の余白
イエの顔となる外観は、装飾を削ぎ落とし、素材そのものの美しさを際立たせました。
あえてシンプルに仕上げた塗り壁は、キャンバスのように表情豊か。
朝の澄んだ光、夕暮れの柔らかな日差し、そして庭木の揺れる影。
陽の光や木の影さえもデザインの一部になるような、自然と調和する佇まいを目指しました。
流行に左右されない飽きのこないデザインは、時が経つほどに味わいを増し、住まう人の愛着を深く育てていきます。
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2. 会話が弾む、LDK
家の中で最も長い時間を過ごすLDKは、家族の絆を育む大切な場所です。
ここでは、「木の温もりとグレーの対比」をテーマに空間を構成。
無機質になりがちなグレーの空間に、木目の美しい造作家具を合わせることで
洗練されつつも温かみのある、まるでお店のような心地よさが生まれます。
この色のコントラストが空間に奥行きを生み出し、視覚的な広がりを演出。
リラックスした雰囲気の中では、料理をする手も軽やかに。家族の会話も自然と弾むはずです。
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3. 小さな空間にこそ必要な「景色」
トイレや洗面室といった小さな空間。
閉塞感を感じやすい場所だからこそ、私たちはそこに「心地よい余白」をつくります。
景色を切り取る大きな窓を設けることで、驚くほどの開放感と明るさを取り込みました。
ふとした瞬間に目に入る緑や空の色が、心をふっと軽くしてくれます。
機能だけで埋め尽くすのではなく、外の景色という「余白」を取り入れること。
それは、小さな空間にこそ必要な贅沢な仕掛けです。
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まとめ:余白がもたらす豊かさ
「余白」とは、何もない場所ではありません。
それは、光や風を感じるためのスペースであり、家族の思い出を描いていくためのキャンバスであり、心のゆとりそのものです。
詰め込みすぎない、飾らない。 そんな引き算の美学から生まれる「余白のある暮らし」を、あなたも始めてみませんか?



